ぼくは、高校野球で選手がエラーをした直後に交代させることには、基本的に反対です。
特に、まだ成長過程にある2年生と1年生にとって、失敗した直後の交代は、野球技術だけでなく精神面にも大きな影響を与える可能性があるからです。
① 選手の自信を失わせる
エラーをした選手は、誰よりも自分の失敗を悔やんでいるはずです。
その直後に交代させられると、「監督から信頼されていない」「失敗したら使ってもらえない」と感じるかもしれません。
② 失敗を恐れるチームになる
一人の選手がエラー直後に交代させられると、ほかの選手も「自分もミスをしたら交代させられる」と考える可能性があります。
そうなると、積極的に打球を捕りにいくプレーが減ってしまうおそれがあります。
③ 高校野球は選手を育てる場でもある
勝利を目指すのは当然ですが、高校野球には選手の人間的成長という教育的な側面もあります。
私は、失敗した選手にもう一度チャンスを与えることも、監督の大切な役割だと思います。