今年春王者の京都共栄とノーシードながら
昨年夏全国優勝の京都国際との試合は、
延長にもつれ込む大接戦であった。
京都国際の西村君は、毎回三振を奪う力投を見せた。
三振13個の内訳は、
空振りの三振が10個、見逃しの三振が3個であった。
西村君の速球と大きく曲がる変化球は、
打者にとって打つのは容易ではない。
京都共栄の各打者は、変化球のボール球によく手を出していた。
特に追い込まれてからのボール球に手を出していた。
西村君の攻略方法は、かなり厳しい。
ボール球に手を出すなと言われても難しい。
敢えて言うなら、バットを短く持ち、大振りせず、ミート打法に徹し、
球を見極めることが大事だと思う。
大振りは、西村君の術中にはまってしまう。
打てない時は、ドラッグバンドで揺さぶることも必要と思う。
西村君のボール球に手を出さない工夫をすること。
これが西村君の攻略のカギかもしれない。